岡崎の寺院に行った所、庇下の濡れ縁と縁に上る階段は無論木製で無塗装だ。
ただ木口は何やら白くなっている。木口から雨水の浸入が木材の劣化を促進させる事への対策だと思う。
そう言えば神社仏閣の屋根の支え端によくある事に気づいた。

自然素材生活館では、新築後16年程になり、雨水が当る部分だけ劣化が進んでいる。
新築時は杉の木を使った。これで16年持ったので、補修は檜を使って20年程持たそう。

 

岡崎製材から檜をプレカットして運んでもらい、和合PITでKIT組立し、現場では置いてビス留めするだけにした。
また、鉄やコンクリートとの接点にはプラスチック製の脚を噛ませてみた。

実はこの現場作業は、和合PITメンバーの一人が担当して組立取付作業をこなしている。
管理人さんの悲惨な体験と朝日の知見と経験の差が出た出来事だ。
更に今回このレポート内容を実施し、自然素材の味と耐用期間の延長に貢献できるだろう。