朝日のぼるのひとりごと

珪藻土 ―15年ほど前には―

今から約16年前、建材としての珪藻土があることを知った。
今住んでいる木造住宅を建てようと情報を集めている時だった。
能登産の「珪藻土」でカタログも粗末なものだったが、その機能性には興味を引かれた。

製品は一袋20Kgもあり、しかも金沢の加工工場からの運賃は買い取り側負担との事で、一袋あたりの運賃を安くするために結局多量購入をしてしまった。
そんなことがあったので建物のいろいろな場所に使い、また厚く塗ってみることにした。

トイレ、押入れ(奥・側面・下面)、和室、2階床下、風呂(天井・側面・腰上)など、厚さも5mm?18mmと今では考えられないほどの厚みだ。

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写真1…1994年に2階床下に塗ったときの様子


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写真2…2008年5月現在の浴室壁面の様子

この顛末は、自然素材生活館で毎月開いている「珪藻土体験会」のセミナーでお話している。
成功したところ、特に良くも悪くもないところ、失敗から学んだところなど、これから使う方にとっては大変参考になっていると思う。

トヨタクラシックカー・フェスティバル落選、ふれ愛フェスタ参加

5月25日開催のトヨタクラシックカーフェスティバルにパブリカでエントリーしたのだが、
残念ながら選にもれてしまった。

しかし、たまたま当日豊田市中心部で開催されるイベント「ふれ愛フェスタ2008」に
参加することになった。
豊田市駅前にある参合館フロントにクラシックカーを展示するとの事で、何台かお披露目する。
当日は10時?15時半くらいまで現地に居るのでフェスタにお越しの際は、
是非声を掛けていただきたい。

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木の椅子 ―木楽工房訪問―

新緑の中央道を友人のハイブリッド車に便乗して長野大町へ向かった。
薫風の中、リッター18Kmを越える燃費で走行したが、モーターアシストを受けているせいかわずか1300ccのエンジンとは思えない走行感覚だ。
予定通りの時刻に大町日和山の工房に到着。
白い大きな犬と山形さん夫婦に迎えられた。
平日だったので2人の小学生が下校していなかったのは残念だった。

山形さんとの出会いは、5年ほど前。
松本あがたの森で毎年開かれている「クラフトフェア松本」である。
彼の作品は、自然木を手跡を残して削った木組みの中に、七島い草で編んだ座面を付けた素朴な風合いの手作り椅子だ。

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その後、和合の自然素材生活館のモデルホームに入れたり、喫茶「茶楽」のカウンタ部に実用品として置いたりした。
気に入って買っていただくお客さんもいるため展示販売もするようになり今に至る。

聞けば2200坪もの敷地という樹林の中に3棟の建物が渡り廊下でつながっている。
渡りは冬の雪の中で各棟を行き来するために必須のアイテムだが、なぜかブランコがしつらえてあった。

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ご主人は工房で椅子を作り、奥さんは中央棟を使ってカフェを開いている。中2階が展示室になっていた。

おいしいコーヒーや自然酵母パン、手作りケーキなどに惹かれてやってくる人もいるが、季節によっては
サルやカモシカなどの“けもの”もくるのだとか。

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自然の中の生活にあこがれて移住してから18年の歳月が過ぎたとのことで、まさにうらやましいような自然の中の“いとなみ”そのものに触れた思いがした。

5月中旬の季節の良さとご夫婦のやわらかい雰囲気がより一層理想郷のように見せていたのかもしれない。

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木造住宅の経年変化

木造住宅の自宅が築14年を経過した。
室内側は14年経った今も特に大きな変化はない。
スギやヒノキの部分が新築時よりも部分的に日焼けしてきた。
スギの赤味材を多用したせいもあり、最初は赤い色が強く、ヒノキは少し白っぽい色合いで簡単に区別がついた。
今は良く似た色味になっており、見分けがつきにくくなっている。

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全体的に落ち着いた感じになり“しっくい”壁の白さがきわだってきたようだ。
“しっくい”はいいなあとつくづく思う。
ただ、テレビの裏やスイッチのまわりは少し灰色になっている。

壁や木材部分は、14年間何も手を加えていない。
1年半前に、畳の表替えと障子・ふすまの張替えをしたが、気分一新になる良い方法だと思った。
今後も12年ごとに室内の畳・障子・ふすまの張替えをすればこの家は60年以上は問題なく使えそうだ。

さて問題は14年間風雨にさらされ続けた屋外だが、軒の出が深い構造になっているためか外壁は傷んでいない。
6年目に1回だけ塗装をしなおし、それから8年経過したが、今も塗り替えの必要は感じていない。

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ただ、家のまわりに木をたくさん植えたため、今や大きくなって張り出した枝が家に覆いかぶさってきており、樹液が雨とともに木部について黒ずんだ場所がある。
建物よりもう少し離して木を植えると良かったということがわかった。
15mmのスギ板下見張り部分とその上の白しっくいとのコントラストは程のよいバランスになっており、工業系建材仕上げの家とは風格が違って見えるのは自己満足か。

ウッドデッキと庭と台所をつなぐ“橋”は栗の木なのだが風雨への対応力の強さは思った以上だ。
そしてスギ赤味板の“濡れ縁”も14年間充分に持ちこたえている。

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白い屋根の効用

また暑い夏が近づいてきた。
まだ春のうちから夏日があるという天候は、やはり地球温暖化の影響だろうと強く感じる。
今年の夏もまたさらに暑い日々になるのだろう。

和合の自然素材生活館と大針の木造賃貸ビレッジは、建物に白い瓦屋根を乗せることで、一般家屋に比べて2階部分の温度を4?5℃下げることに成功している。

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また、私の中古自動車にはカークーラーがついていないので、屋根部分を白く塗ってしゃ熱し、夏でもなんとか乗れるようにしている。
特にフォルクスワーゲンTYPE-2ダブルキャブは、内装側天張り下にもしゃ熱塗料を塗っているので効果はさらに大きいような気がする。

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今回初めての試みとして、外装(躯体)をRC・鉄骨コンクリートで、内装は自然素材を使った豊田元町ビレッジでは、陸屋根の屋上全面に白いしゃ熱塗料を塗った。
和合や大針のように外観をお見せできないのが残念だが、秋ごろにはその効果の実績をお知らせすることができるだろう。

SURCH

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