朝日のぼるのひとりごと

記憶と記録  忘却の激増 その1

最近とみに思うこと。
若い世代や特に電子機器を多用する人に多い特徴的な傾向がある。

先にあげた「若い人」にはあてはまらないかもしれないが、例えば「カーナビ」。
長期に毎日使用していると、もう「ナビおねぃさん」の言うなりに運転してしまう。
ナビがないと不安で走れないと思いこんでしまう。
明らかに幹線道路や高速道へと誘導しているし、三角進行はまずしない。
もちろんソフトの入れ替えをしないと、おねえさんは新しく安全で空いてる道路を知らないから使ってくれない。

私はナビを使っていないので、自身の記憶と道路標識・方向感覚を駆使して運転している。
始めて行く土地や場所は地図で調べる。
記憶を頼りながら実風景を比較して運転するのは苦痛でなく楽しみだ。

ただ、たまに今自分がいる場所がわからなくなってしまう事があると地図を見てもわからないし、記憶もない標識もない・・
このときばかりは「カーナビのおねぃさーん!」と叫んでいる。

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布ぞうり体験記

先週のブログで紹介があった「布ぞうり」。
更新のあとでこんな会話があった。

朝日さん「おたくの家はフローリングにスリッパ使ってるの?布ぞうり使ったことある?」

「うちは裸足ですね。うちのフローリングは表面にコートがかけてあって、靴下ではすべるんですよ。
使ったことないですが、布ぞうりはどうなんでしょうね?」

朝日さん「編んであるから表面に凹凸があるんだよ。
たぶんそれで滑らないと思うけどなあ・・まあ一度試してみたら?」

ということで、今回はいつもと趣向をかえて「読者による布ぞうり体験記」をご紹介する。

とてもきれいな色の布ぞうり。
汚い足で履くのがもったいなくて、お風呂上がりに体験開始だ。

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朝日さん曰く「スリッパなんぞの醜悪な履き物なんか足元にも及ばぬ心地良さがある」らしい。

ふむふむ。早速足を入れてみた。
「おおっ!気持ちいいぞ」


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やはり布でできているだけあって実に柔らかい。フカフカ感がある。

私は藁ぞうりを知らない世代なので、比べた感想ではないのだが、履き心地は布素材の方が良さそうだ。


フカフカ感の理由はもうひとつある。
底が非常に厚いのだ。
安物の薄っぺらいスリッパに慣れている私には実に新鮮な履き心地だった。

部屋をウロウロしてみる。
厚い底は歩くときのクッションになり、消音効果もある。
スリッパみたいにパタパタいわない。
足にフィットしている感じだ。

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さらに家中を歩き回って気づいた。
「階段の上り下りが楽」

スリッパの場合特に階段を下りるときには、かかとの下にすき間ができて非常に不安定で歩きづらい。
布ぞうりだとすき間が開かないため段差があっても歩きやすいのだ。

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もう一点気になっていたのは、素足で履くと鼻緒がスレで指が痛くならないのかなということだ。
これもまたいらぬ心配だったし、冒頭気になっていた「すべり」の問題も全くない。

しかるに私が下した布ぞうりの評価は
「素足よりも心地よくスリッパなんぞは比べものにならない履き心地」
あ、朝日さんと同じになっちゃった・・

古布の再利用にもなるし、是非一度お試しいただきたい。
履いてみればわかります。

布ぞうり

自然素材生活館で「布ぞうり作り」の教室がある。
古い布きれで作るぞうりだ。
私の記憶ではぞうりの材料は稲わらだったと思う。布のは履いたことも見たこともない。

子供の頃履いていた藁ぞうりは、やがてゴムぞうりとなり丈夫で長持ち、さらに洗える点がガキどもにとっても親にとっても最高のものだった。

ただ、わらの縄やぞうりはやがて役割を終えれば、灰になり肥料になるのだがゴムはゴミに化けるだけで農山村の初期のゴミになった。

その頃の布は貴重であり、ぞうりにするなどの再利用は思いつかなかったのではないか。
したがって布ぞうりが発生する要因は、衣料がたくさんある現代にこそあるのではないかと思う。

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布ぞうりを素足に履いてフローリングの床をあるけば、スリッパなんぞの醜悪な履き物なんか足元にも及ばぬ心地良さがある。鼻緒を足の指ではさむ事による刺激もなにやら健康に良さそうだ。

教室に通って仲間と作れば会話もはずみ、手指を使ってボケ防止、家で履けばリユースで環境に良く健康にもいい。まして何より気持ちいい・・。

おおた たけしさん作品展

近所の談話室ギャラタンさんで岡崎の「おおたたけし」さんの作品展が開かれている。
早速行ってみると今回はいつもと少し趣向が違った作品が並んでいた。

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なんと流木で作った写真立てというか額ぶちというか、まあ写真のような造形物だ。

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初回の流木オブジェから2回目の巣箱、そして今回と基本的には木やガラスや鉄の素材は同じだし「ヨレ、ヤレ、キズ、サビ」も味付けの要素として一貫しているのだが、何かしら違う雰囲気が感じられる。

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これは私見だし、みなさんにはおわかりいただけるかなと思うが
いわゆる「ミセスキッチン」風だ。
米国西海岸の夏の小屋といった感じといえばわかってもらえるかな…

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小さなお客さま 無垢板フローリング

このところ豊田元町ビレッジへの入居希望者(検討者というべきか)を現地案内することが多い。
みなさん一様に外観の印象とドアを開けて部屋に入った印象との違いに思わず「おお」と声が出るようだ。

コンクリート打ちっ放しの無機的外観と自然素材いっぱいの室内は落差が大きく、そういえば外部に少しだが木材があしらってあったと思い返すのだ。
夏なので素足の人が多く、無垢材の床の気持ちよさはすぐに理解してもらえる。

もっとも素直に感情表現してくれるのは幼児だ。
床におろすとすぐにわかるらしくニコニコし、走ったりしてはしゃぐ。
このような足の感触を持つ素材を使っている家はほとんどないからよけいによろこんでくれる。

しかし、彼・彼女は「こういう家に住みたいからここに決めてよ」と言って両親を説得してくれないのが残念だ。

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▲無垢材の床:豊田元町ビレッジ

SURCH

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