朝日のぼるのひとりごと

職場のオアシス ?ビルトイン和室?

知立「宝BOX」2階の一隅に自然素材空間をしつらえた。

無機質で機能本位な職場だが、工夫次第では人間が長時間過ごせる空間となる。
パーテーションは伏見で使っていたスギ板をそのまま再取り付けした。
作ってから7年目となっており、程よい日焼け具合で落ち着いた雰囲気になったと思う。

そしてもうひとつビルトイン和室をご紹介しよう。

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床から33センチほど床上げし、天井もない空間に木組みをして畳を敷き、堀りごたつを組み込んだ。
天板は“ケヤキ”をおごった立派なものだ。

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この部屋は“オアシス”と言ってはいるが、実のところあれもこれも多目的に使うつもりで造ったのだ。

押し入れは巨大な社員用クローゼットになっている。
美しい襖を閉めれば、更衣室に早変わりしてくれる。
10時・3時にはお茶をする場所であり、昼は大勢での昼食の場となる。

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午後からの会議は自由な発想を呼ぶようこの部屋でやろうか。
10人は楽に机を囲める。
イスも必要ないのでフレキシブルで安上がりだぞ。
机は幅94cm長さ240cmもある。

畳下には合計6個の床下収納がありなにかと便利になるだろう。
さらにその気になれば畳に布団を敷いて仮眠もできる。
夜はみんなで一杯やるのも良いだろう。まさに宝BOXのオアシスになる。

宝BOXの環境対応 ?

自宅の私の部屋にはエアコンがない。
従ってパッシブな形で涼をとっている。
今回宝BOXでは少々工夫を加えて実施してみたのでご紹介しよう。

外構には直射日光により基礎部分があたたまらないように“ひいらぎ”を植えた。
その近くに空気取り入れ口がある。

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各階の床に近い場所に全部で15カ所の吸気口があいている。

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▲吸気口

各階天井に5台の排気口をつけて各換気扇にタイマーをしつらえた。ねらいはひとつ。
夏でも早朝の外気温はおおむね25℃以下であるので、午前4時にタイマーが働いて吸排気を始め、7時頃に自動停止する。

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▲タイマー

これにより建物全体の室内温度を外気温により近づけようとの算段だ。

この建物の運用温度は自然素材生活館と同じ28℃なのでエアコンの運転時間を遅らせる効果が期待できる。

これがどうなったかは夏の終わり頃レポートしよう。

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▲換気扇

宝BOXの環境対応 ?

名古屋伏見の事務所を引き払って知立市に新築した小型建物
?「宝BOX」という名前を付けた?
に引っ越してきた。
町名が宝町なのと、「ビル」というには規模が小さいという理由でつけた名前だが如何だろうか。

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この建物には色々な省エネの仕掛けがしてある。
その一つがしゃ熱塗料だ。
屋上と外壁に塗って夏の日差しの室内への温度影響を小さくすることだ。
その効果を前提にエアコンの能力を3割方小さくした設備にした。
効果が期待通りでない場合は入居者からふくろだたきにあうかもしれないので心配している。

さらに天井を貼らずに上階床下にも室内の壁にもしゃ熱塗料を塗ってみた。
これは室内で発生する熱を60%程度室内側に反射してくれるので暖房効率が良いことを期待したものだ。

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次は駐車場の仕上げに黒いアスファルトを使わずに伊勢志摩地方で採れた“カキ”のカラを粉末にしたものをアスファルトに練り込んで舗装した。
黒いアスファルトに比べて夏の表面温度を10℃ほど低下させる効果を期待したものだ。

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木製間仕切りの再利用

伏見の事務所は6年程前に自然素材のパーテーション(間仕切り)を造った。
杉材で写真の如き空間が貸ビル内にあらわれた。

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杉のあまい香りがエレベータホールにまでただよっていて、数多くの来客を驚かしたものだ。
特に東京から来た人にはことのほか好評だった。

今回伏見を引き払って知立市宝町へと事務所を移すことになった。
このパーテーションは、当初から配置変更や増設なども折り込んだ設計にしたが、今回全面的に解体再組立をすることになった。
6年前と同じメンバー(大工さん)で、新築建物のタイルカーペットの上に設置しはじめたのだが伏見のオフィスビルとは広さも形も違う要求に果たしてどう適合できるのか…

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続きは次回。

ガスファンヒータとガスストーブ  豊田元町ビレッジの暖房

薪ストーブが高気密なマンションの環境には必ずしも最適でないことを痛感した事件は先月のブログでお知らせしたが、今回はその続編となる。

ガス暖房機は、大きくわけるとファンヒーターとストーブがある。
最近はファンヒーターが大半を占めているようだ。

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ファンヒーターにはコンピュータが組み込まれており、燃焼の最適化をはかり、設定温度になればそれを維持してくれる。
何時何分に着火してくれと設定すればその時間に運転開始となるし、消火は何分後に切れるかを登録すれば手はかからない。

反面、コンセントに電源を差さなければ全く機能しない。
当然停電になっても同じく無能になってしまう。
ファンが回って空気を送り出すのでいきおい「ほこり」も舞い上がるし移動の自由度も無いに等しい。

もう一方のストーブは電気が無くても暖房することができるが、着火も消火も人手に依ることになる。
温度設定も不可で、せいぜい強弱2段切り替えまでだ。

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しかし「やかん」や「鍋」がかけられるし、移動の自由度が高い(それゆえ取手がつけてある)。
不便なようだが「ほこり」が舞わない点や、お湯が常時確保できる点などは赤ちゃんのいる家庭には
良いと思うのだが、やはり「自動運転」は一般的には魅力があるのだろうか。
元町ビレッジの3室では入居者にどちらかを選んでもらうようにした。

SURCH

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