朝日のぼるのひとりごと

朝日のぼるの住宅案内 その2

自然素材生活館には色々な人が来館する。

薪ストーブを見せてほしい。
サッシの事が知りたい。
などから、ともかく見せてほしいという方が最も多いようだ。
モデル棟に案内しても、こちらからのご案内などははなから聞く耳もたない。
見たいところを見て触りたいところを勝手に触りまくる。
ブラインドは引っ張ってみる、戸は開けてみる、
引き出しは引いてみる ととりとめもない。
やがて飽きたように帰ってしまわれるのだ。
一体何を求めて来館されたのか判然としない。

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人の一生で最も高価な買い物だというのに。
(2番目が車だとすると10数倍というとてつもない高価さだ)
しかもローンを組んで何と35年という長期の負債を背負ってまで
手に入れたい住宅とはいったい何が優れていれば良いのだろうか。

一番の希望は「安い」事のようだ。
その安さのバロメータは「坪単価」と呼ばれている。

住み心地、耐久性、安全性、資産価値、安さの基準としての
耐用年数はどうかなどの質問はほとんど出ない。
建築価格を耐用年数で割った数字が安価の一つの指標だと
思っている私にとっては論外の判断基準に思えるのだが・・・(続く)

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朝日のぼるの住宅相談 その1

和合の自然素材生活館は、人間生活「衣・食・住」の中で、住に焦点した設備となっている。
本館はもちろん、別棟A,Bの2棟も自然素材住宅の実物見本として施工したものだ。

かれこれ6年が経過して少し古びてきた部分もあるが、
延べ15000人以上の来館者があったと思う。

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はじめの頃は木造設計にたけた設計士が来館者に対応していたが、
今年に入ってからは土日のみ私が相談役というか案内役を担っている。
大工でもなく設計士でもない私が適任だと自負している理由をお話したい。

一般的な住宅展示場には巨大な(80坪?100坪程にもなっている)住宅が建てられており、
若い社員が待ち構えている。大変親切にもてなしてくれ子守までしてくれるようだ。
しかし、彼または彼女は家を建てた経験なんてなく、会社が示したとおりのご説明に終始する。
むろん断熱性やら耐震性やら24時間換気システムにペアガラスの性能、
台所機器の優良点をたくさん説明してくれるだろう。

しかしどうも人間生活の「衣・食・住」の住についての解釈がまるで機械物の説明となってしまっている。
人が住む器(うつわ)としての必要性、快適性、安全性、そして身をあずける場所としての機能性、
居心地、住み心地、経年変化に対する受け止め方など「機械物」とは違った“入れもの”としての
良し悪しについては全くご説明もないことが多いようだ。

さすれば和合の朝日はどう説明しているのか、次回から少しずつご紹介していこうと思っている。

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1960年製 鉄の塊

どこかで拾ってきたであろう鉄の塊を、
削ったりたたいたり継ぎ足したりと
大変な手間と時間と技術ともうひとつ情熱をも加えて
もとの姿に戻していく行為が旧車のレストアだ。

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ここに1960年秋の姿に戻りつつある車がある。

1950年代の米国車の影響を色濃く受けて誕生したこの車は
昭和35年という時代に照らし合わせて考えると
光り輝くあこがれの存在だったと思う。


この車は企画段階から「ツートーンペイント」が想定されていたせいもあり、
カラーリングとよく似合うフォルムを持っている。

モダンでイカす(古語)この車は、昭和35年のモデルチェンジで世に出た。

30年代後半の総天然色現代劇映画によく映っているので、
当時のさっそうとした姿を見ることができる。

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私にとっては自分の少年時代の中で見かけた車にすぎなく、
50年後に手に入れるなどとは思ってもみなかった。

今では「老いらくの恋人」となりつつある。

梅雨どきの自然素材生活館   ―数値での証明―

雨が降っている
和合の自然素材生活館に居る
室内の温度計は28℃を示している

玄関からチョット外に出た
ムッとした温気が身体を覆ってくる
暑いというより不快感が強い
不快指数とはよく言ったものだ

日頃「自然素材住宅は快適だ」と来館者に言っている
自分の五感で確認しているが、念のために外気と室内の温度・湿度を
測ってみようと温湿度計を持ち出した

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写真のごとき数値がでたので、撮影後室内に戻った

温度はほとんど変わらなかったが湿度の方は御覧のとおり
ずんずん下がってくる

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ついに50%まで下がったので外気との湿度差は27%にも及んでいた

室内では空調も除湿機も使っていない
今日は結果だけお知らせする
次の機会に「なぜ」をお話ししたいと思う

SURCH

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