読者の皆様へ
更新が遅れておりました「Webマガジン自然素材生活」ですが、今号から内容を一新し、
自然素材生活館・和合倶楽部、大針ビレッジの話題を中心にお届けいたします。

2004年4月に竣工しました自然素材生活館・和合倶楽部。
本年10月(予定)の本オープンに先立ち、7月3日から仮オープンとさせていただきました。
(仮オープン:ご案内状をお持ちか、ご予約のお客様のみ受け付けとさせていただいております。)
2004年7月3日から19日迄、本棟展示室・地下ガレージにて個展が開催されました。

和合倶楽部営業カレンダーはこちら ▲和合倶楽部正門
▼ご案内
今回は、この個展に出品されました、太田たけしさんと判冶(はんじ)そのえさんのインタビューを、展示の様子とともにご紹介します。

「Webマガジン自然素材生活」5〜8号の扉イラストを提供してくださった太田さん。
絵手紙を書き始めたきっかけは、ある絵手紙作家の作品を見て、
「あれなら自分でも書けそうだ・・・」と思ったことに始まる。
「自分では絵手紙というより、絵日記・旅行記と思っている。絵手紙には野菜や果物といったものを対象に描く人が多いが、自分はそういったものより風景を書きたいと思っている」
今回はアラスカ旅行記なる絵手紙を展示。


流木オブジェは、本棟地下1階のガレージと本棟2階の和室に展示。
ガレージの入り口に設置されたテーブルには、彼の直筆メッセージが入ったノート。

趣味のカヌーに乗っている時、あちこちに流木が落ちているのを目にし、拾い集めて持ちかえり、ふとひらめいて作り出したのが流木オブジェ製作の始まりだそうだ。

▲ガレージ入り口 直筆ノート
作品第一号はテーブル。
「あるものを集めて組み立てただけ」 自宅で使っていたら訪問客からの評判が良くて・・ということでさらに作り続けた。
今では作品数は80点を越している。

ランプ左の馬が明かりを
 見つめているようなオブジェ

ハガキスタンド


一番のお気に入りのテーブル

中でも一番のお気に入りの作品はこのテーブル。(右写真)
「ある日、海辺でこのぼろぼろになった水門の扉(テーブルの台の部分)を見つけたんだ。
でもその時はトラックでなかったから、車に載せられなくて、後で取りに来ようと岩陰に隠しておき、再び戻ってみたら無くなっていた。たぶん波でさらわれたんだろうな。

残念に思っていたら別の日、別の場所でその扉を見つけた。何かの縁があったのか。うれしくなって持って帰って作った。」
錆びた鉄の褐色がなんとも良い味わいをかもしだしている。


▼運ぶのが大変だった思い出があるベンチに座った太田さん
材料となる流木は大きなものでは、彼の身長以上で数10kgの重さのものもある。
「ほとんど一人で探しに行く。トラックまでゴロゴロ転がして運ぶんだ。」

素材を見つけた時のうれしさ、持ちかえった時の苦労を思い出すと、作品ひとつひとつに大切な思い入れがある。

そんな大事な作品ばかりだが、今回の個展では、事務局がお願いして販売できる品も用意していただいた。
彼の作品が手に入るのはここ和合倶楽部だけだ。>>>
太田さんと朝日のぼる(ライフスタイルアドバイザー)流木オブジェを背景に▲
■こぼれ話
流木オブジェ展示会場となった、本棟地下1階のガレージには、今春、和合倶楽部スタッフに先駆けて入居1号となったツバメ一家の巣がある。春先から子育てを始めて、7月始めには巣立っていったのだろう。

昔からツバメが巣を作る家は縁起が良いといわれている。この和合倶楽部にも縁起を運んでくれますように。

※太田さんの作品についてのお問い合わせは、自然素材生活館・和合倶楽部
 052-800-2311まで。和合倶楽部ではその他の展示販売品も取り扱っております。
 ご案内はこちらです。