和合倶楽部通信 10月号


和合倶楽部は、今年はじめてのお正月を迎えました。
昨年末にはB棟の造園工事もひと段落し、今年はA棟・本棟中央部の造園も順次行っていきます。
▲B棟庭 ▲小屋
南駐車場の脇に「小屋」を新設し、薪割り場として利用するほか、その他のイベントも企画中です。


さて、和合倶楽部通信3回目は、
(1)  和合倶楽部で展示しておりますラタンクラフト(籐細工)の作者、今村栄子さんへのインタビューと今村さんご夫婦で開かれているギャラリー喫茶「談話室 ギャラタン」のご紹介
(2)  開講4回目の「おとなの絵画教室」にお邪魔して講座の様子をレポート
をお送りいたします。

ラタンクラフト

和合倶楽部本棟2階の和室にて常設展示中の籐のバスケット作者、今村栄子さんにインタビューさせていただいた。

今村さんとラタンクラフトとの出会いは30数年前に遡る。
手先が器用であったことに加え、籠が大好きだった。
そしてある作家の個展を見たことで刺激を受け、ラタンクラフトをはじめたそうだ。東京で2年程基礎を学び、その後は自分流(オリジナル)作品で進めている。

作品はどれも丁寧に作りあげられている。
一つの作品を完成させるには、デザイン・染め・編み・仕上げの作業があり、だいたい1週間に1作品くらいのペースになるとのこと。
今村栄子さん 毎日愛用の籐バスケットを持って


ペンダント、ブローチ

ガラス素材との
 コンビネーションブローチ

カラフルなブレスレット


バスケットの他にも、インテリア関係(作品例:舟形籠・下写真)やアクセサリーなどを手がけています。
(上写真『ペンダント、ブローチ』内のブローチ2点を指して)このブローチは素朴なデザインにもかかわらず、存在感がありますのでよりシンプルなお洋服に似合うんですよ」

舟形籠 今村さんの作品は、和合倶楽部(籐バスケットがメイン)にて常設展示している。
舟形籠(和合倶楽部にて展示)

年に1回は個展を開いているとのこと。
今年の予定は1月現在では未定だが、次に紹介する談話室ギャラタンで、
いつでも実際に作品を見て手に入れることができる。


ギャラリー喫茶「談話室 ギャラタン」
今村さんご夫妻で経営されている
自宅兼ギャラリー喫茶「談話室 ギャラタン」。

閑静な住宅街の一角で、
ふとすれば見落としてしまうような佇まい。
玄関右の通路を抜けて裏庭がギャラタンの入り口だ。

ちょっとした個展を開くことができるスペースと
カフェが組み合わさった素敵な空間が広がる。
エントランス


主に今村さんの作品が並ぶギャラリーであるが、年に5・6回は他の作家さんの個展も行っている。
ギャラリーの様子 籐のバスケット

オープンは3年ほど前。きっかけは…

マスター
定年後の過ごし方として、たまたま自宅の手直しがきっかけとなり、また、折からコーヒー豆の焙煎を丁寧に手がけている方との出会いもあって、このような展開になりました。
その方を”カリスマコーヒーマン”と呼んでいます。豆は抜群ですね。
結果的には、毎日いろいろな方々との出会いがあり、とても楽しくコーヒーを入れています」
庭を見ながらお茶を楽しむことができる

▲ブレンドコーヒー ¥400

カフェのおすすめメニューは?
マスター
「カボチャのキッシュと 気まぐれサンドです」
(人気のカボチャのキッシュは、残念ながら取材当日は既に売り切れでした!
 読者のみなさんは予約してから行かれることをおすすめします)

■■談話室ギャラタン 営業案内■■
営業日時:水、木、金、土 AM10:00より
メニュー:ブレンドコーヒー    ¥400
     カフェ・ラッテ     ¥400
     緑茶          ¥400
     きまぐれサンドウイッチ ¥500
     カボチャのキッシュ   ¥300
TEL :(0561)38-4131
▼地図
地図

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